年齢不詳なＳＳＳＣの専属神父（もしくはお荷物）。容姿端麗な彼の姿は妖しい魅力を醸し出している。彼は一流のエクソシストで、一般的な悪霊であれば簡単に除霊してしまう。しかし力の片鱗を見せることはほとんど無く、いつも仕事をサボって女性（時には男性）と午後の紅茶に出かけている。たまに朝からＳＳＳＣに出社していてもユリとお茶をしていたり、ソファで寝ていることが多い。このように怠惰な彼だが、実はヴァチカンの秘密部署「十三使徒調査会」の一員であり、イギリスでの超常現象に関する事件の詳細をヴァチカンへと送り続けている。
　彼の性格は陽気・極楽・スチャラカ・好色・怠惰とまるでダメ人間だが、実際はダメ人間を通り越して邪悪な人間である。彼がいつどんな時も陽気で、たとえ目の前で人間がもがき苦しんでいようとも笑って見過ごせるのである。そしていつ何時でも躊躇することなく人を傷つけることが出来る。彼にとって人間とは食器や家具などと同じで、必要な時には躊躇なく捨てることも破壊することもできる存在である。